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研究会設立の背景

研究科会設立の背景:稲盛経営の普遍性

  • 稲盛経営哲学は、野中郁次郎一橋大学名誉教授のワイズカンパニーの理論・モデルやエフェクチュエーション、両利きの経営、サーバントリーダーシップ、CSVなどの比較的新しい経営理論とも部分的には共通しており普遍性がある。
  • 心理学や脳科学的の知見にも共通する部分がある。
  • 海外の企業でも価値観に基づく経営を独自に開発・実践している企業があり、JAL、KDDIや他の企業においても独自の発展をしている。
  • それらの共通部分をフィロソフィ経営として普遍化すれば、多様な企業でも実践できる可能性がある。それらをあわせて研究することで、多様な文化背景、事業環境、事業分野、規模の企業においてフィロソフィ経営の実践を導入し成功させる方法論を確立できる。
  • そのためには、企業と研究者が緊密にコミュニケーションしながら実践と研究を進める必要がある。フィロソフィ経営を深化・発展させる趣旨に賛同する企業に加わってもらい自立する組織としてフィロソフィ経営コンソーシアムを2022年4月に発足することとなった。